斉藤りさの なでしこ日和
体験の合間の一コマ!
高橋社長に教わる「伝統」
シャルマン・フルールの社長・高橋正侑さん
シャルマン・フルールの社長・高橋さんのお話もうかがいました。
「伝承はずっと変わらずに続けていくもの。歌舞伎のように変わらないもの。
それに比べて、伝統は生まれたときに必要で生まれているものです。基本的には生活に必要なもの。時代とともに変化して、今の時代に生きています。
技術は磨かなきゃいけないから講習や体験は続けていきたいですね。
技術は入り口、出口は用途。いろいろなものを受け入れて、生活に合わせて行くことが大切です」
技術が前提になるのですが、その向こうには、生活に根ざして“使われる”ことが大事なんですね。
かんざしの美しさここに!
穂積さんの作品が至る所に置かれていました。細かくて華やかで、女性3人「かわいい~」を連発!
りささんに成人式用を身につけていただきました!
完成!!
組む
ここからは名人の出番です。
作った花を3本まとめて、糸で結びます。
パチンと止める髪留めにつけて、下げ(さげ)と言われる飾りをつけたら完成です!
終始笑顔の名人ですが、作業をするときは、瞬時に鋭い眼差しに…
と思ったら、この笑顔! りささんも爆笑の話の内容は…秘密です。
できあがり!
りささんの力作が3点できあがりました!
下げの種類を変えると、雰囲気も変わりますね。
今までで一番細かい作業でしたが、終始笑顔の絶えない体験となりました。
「むずかしいけど、とっても楽しかった! ピンセットに糊がくっつくと崩れてしまうので、それが難しかった」というりささん。
気になる採点の時間です!
「今回の点数は?」
「95点。ほんと、上手だよ。マイナス5点は、花びらの立体感だけど、本当に上手だよ」
「ありがとうございました!」
「おめでとうございました!」
今回訪れたのは…
穂積さん(真ん中)と高橋社長(左)
江戸つまみかんざし
卓越技能賞受賞、市川市民文化賞受賞
匠処 夢工房穂積市川市大野町1-408
TEL.047-337-4506
「名人は手を掛けて一品物を作る。職人は手を掛けずにいいものを作る。いいものとは、売れなくちゃいけない」と穂積さんは定義づけます。
「穂積さんの作品は“想い”が伝わってくる」という高橋さん。
シャルマン・フルール(台東区浅草橋3-20-18)で月に2回、穂積さんの「つまみ体験」を行っているそうです。要チェックですね。
斉藤りさ さん/
『POWER BAY MORNING』の水曜&木曜を担当。朝5:00~8:51の生放送は、幕張の海を一望できる高層階のスタジオで行われる。その眺望に「慣れないようにしています。本当に綺麗だと思って『綺麗』と言わないと、リスナーには伝わらない。だから常に新鮮な気持ちで感じるようにしているんです」。
水曜日7:50過ぎには、千葉情報発信のコーナーでまいぷれスタッフ登場!