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まいぷれ的 柏レイソル部

酒井宏樹選手がドイツへ!

ドイツ・ブンデスリーガのハノーファー96への移籍会見

レイソルの酒井から、日本の酒井へ、そして世界の酒井へ

新しくなったゴール裏のスタンドは真っ黄色に染まり、2012年シーズンが開幕
新しくなったゴール裏のスタンドは真っ黄色に染まり、2012年シーズンが開幕
翌2011年に大ブレイクし、レイソルの初優勝に大きく貢献したのは記憶に新しいところ。
2012年シーズン開幕戦となる対横浜F・マリノス戦でこそ、まだまだ絶好調とは言い難かったのですが、その後試合を追うごとに本来のプレイが戻ってきました。

そして、迎えた移籍会見。
「いずれはビッグクラブでプレーしたい。まずはハノーファーで結果を残せるように頑張ります。(アリエン・)ロッベンや(フランク・)リベリーと対戦し、まずは抜かれて、そこから対応を考えます」と抱負を語ります。冷静で、かつ自信に満ちあふれた受け答え。そこに、3年前の緊張を隠せない少年の辿々しさなど、微塵もありません。
小見ダイレクターからは、「クラブとしては戦力ダウンで痛いですが、世界の目からオファーがかかったということで喜ばないといけないと思っています。複数のクラブから酒井に名指しでオファーが来たのですから、応援して出したいと思います」とお話がありました。

条件のいい提示をするクラブもある中、「最初からオファーを出してくれていて、最後の最後の交渉の場までいてくれたことで、海外生活の不安を取り除いてくれました。何年も監督が変わらず、順位も波がない。自分のファーストクラブとしては素晴らしいんじゃないかなと思い」、ハノーファーに決めたと言います。
「この時期に契約となったのは、オリンピックに集中したいから」という思いがあったようです。「オリンピックに行けば合流が遅れるので、より一層頑張らないといけない。環境が変わるだけで、ピッチでやることは変わりません。どう活躍するかということは、まずポジション争いに勝って、試合に出てから考えたい」と、イメージはできている様子。

同年代ですでに海外で活躍している選手も多いのですが、「移籍に関してはタイミングなので、全く焦りはありませんでした」と、しっかりとタイミングを見ての移籍だったことが窺えます。
ハノーファーでのポジションを問われると、「右サイドバックで勝負したい気持ちはありますが、自分が右サイドに入ったときにどういうチームになるのか、また仮に他のポジションで入ったときはどういうチームになるのか、それはやってみないとわからないので、やってみて、いいチームになればいいなと思います」

レイソルについては、「戦力ダウンになると言われることは光栄ですが、自分がいないときも勝っているので、何も心配していません」とキッパリ。
「欲を言えば、このスタジアムで終わりたかった」と、日立台への愛情は変わらず、「いずれは帰ってきたい、というか、拾っていただきたいですね!」

オリンピック代表選手に選ばれたとすれば、「間違いなく魅力のある大会。4年に1回という中で、自分がタイミング良く生まれたという縁があり、ここまで予選を戦えてきたこと自体幸運なことです。必ず出たい大会なので、自分としては結果を出して、次のステップに進みたいと思っています」
レイソルでの闘いを終えた後は、オリンピックで活躍し、ドイツに旅立つことになるでしょう。
レイソルの酒井としてピッチに立てるのはあと3試合。日立台ラストマッチである23日の対鹿島戦、27日の対FC東京戦、そしてアウェイの白のユニフォームの見納めである30日の対G大阪戦を残すのみ。

柏レイソルアカデミー(下部組織)は、“世界で活躍できる選手の育成”を目的のひとつに掲げています。
これが単なる夢ではなく「目的」であることを、レイソルで育ち、レイソルから羽ばたき、そして世界的なプレーヤーになることで、見せつけてほしいと思います。

そう、酒井選手のチャント(応援歌)そのままに。
酒井、酒井、酒井! 酒井、酒井、やってやれ~!!

柏レイソル部では、みなさんからの温かい励まし、監督・選手・スタッフへの質問・メッセージを受け付けています。みなさんに変わって直撃してきますよ! 取材依頼やお問い合せもまずはメールで! こちらからどうぞ。
では、次回の更新をお楽しみに。

2012/06/28

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