早いもので、日立柏サッカー場で開催される今季リーグ戦は、11月24日で最終となります。そして翌週12月1日に、カシマサッカースタジアムで最終節を迎えます。天皇杯はまだありますが、リーグ戦は泣いても笑ってもあと2試合。例年にない厳しい順位争いの中、もちろん目指すは2連勝！

思えば、今年の日立台も悲喜こもごも、たくさんのできごとがありました。

改修が終わったスタジアムで迎えた開幕戦は3月11日でした。ピッチから見上げる黄色いスタンドは圧巻で、降り注ぐように聞こえてくる声援には感動を覚えたものです。
この試合は、ディフェンディングチャンピオンの開幕戦として注目されましたね。
試合後の監督会見でも、横浜F・マリノスの樋口靖洋監督が「チャンピオンチーム相手のアウェイでの引き分けは受け入れられる結果」と話し、新しく広くなった記者会見場で、なんとも身が引き締まる思いでした。

移籍する酒井宏樹選手の日立台での最後の試合は、6月23日の鹿島アントラーズ戦でした。
結果は引き分け。あと一歩及びませんでした。
10月にはヤマザキナビスコカップ準決勝で対戦し、そのときもホームで引き分け。
12月1日の最終戦では勝利を！

2006年から2008年までレイソルを率いた石崎信弘監督が、コンサドーレ札幌の監督として訪れたのは秋のことでした。
スタジアムに石崎監督の名前がコールされると、自然とスタンドから拍手がわき起こりました。
9月15日に行われたこの試合は、優勝に向けてラスト10試合すべて勝利を！と誓った第1戦。3対1で快勝し、恩師に成長した姿を見せることができました。

さて。レイソルは第32節を終わって6位につけ、ACL出場権を得られる3位以内に向けて、残り2試合に立ち向かいます。
3位の浦和レッズとの勝ち点差はわずかに3。他チームの結果に影響されはしますが、とにかく勝ち点と得失点差を積み上げることが必要です。

一方、対戦相手のヴィッセル神戸はJ2降格圏の一歩手前である15位。残留をかけて必死に点を取りにくることは明確です。
厳しい試合になるのは間違いありません。アウェイでは1対3で負けていますので、ホームでリベンジを！

そのホーム最終戦、みなさんはどの選手に注目していますか？
当日になってみないと出場選手はわかりませんが、「まいぷれ」ではこの選手たちに注目して最終戦の取材にのぞみたいと思っています。