くじら屋大樹さんのまちゼミを取材しました。
【鯨料理の作り方・塩麹鳥の唐揚】
3月14日（土）13：00～14：30
参加者　男性1名、女性4名
講師　くじら屋大樹／代表　須永　豊さん

鯨料理タツタ揚、ステーキ、タタキ、塩麹、鳥唐揚の作り方、試食有り

本日のレシピです。
・塩麹で鳥の唐揚
・鯨肉のパワーのお話　　　　　　
・バレニン？の効果
・鯨肉の食べ方・・・試食があります♪

日本近海にいる鯨の種類と食用に供される鯨
・イワシクジラ
・マッコウクジラ
・ミンククジラ（クロミンク）
・ナガスクジラ
※日本で消費される鯨類のお肉は日本の調査捕鯨以外の供給源もあるが、調査捕鯨で得られる鯨肉は生鮮副産物および冷凍副産物として、日本政府の指示のもと適切に処理販売されます。

・バレニン？
鳥や回遊魚にはなく、くじら特有の成分です。
回遊するくじらの多くは、1年の半分をえさ場である高緯度の冷たい海ですごし、残り半年は繁殖のためえさ場から数千キロも離れた暖かい海へ移動し、ほとんど餌をとらずに子育てをします。
半年も絶食状態で出産し、そのまま数千キロも不眠で泳ぎ続ける、驚異的なパワーがくじらの特有成分バレニンを生成すると考えられています。



※バレニンとは（まとめ）
・くじらの筋肉中に含まれる遊離アミノ酸の一種。
・くじらの赤肉部分にのみ含まれる。
・抗疲労作用が認められる。
・バレニンが属する意味だぞーるジペプチドには、筋肉耐久力アップ、
疲労防止・回復・抗酸化・活性酸素の除去機能などの働きがある

日本人が江戸時代から食していた鯨は、あますことなく美味しくいただける、
低カロリー・低脂肪・高タンパクのからだにやさしい食材です。

・赤見（さしみ、揚げ物）
脂肪分が少なく色々な料理に活用される。

・尾羽（酢みそ和え）
「オバケ」の名称で親しまれる

・本皮（さしみ、おでん、なべ）
黒皮と白い脂肪分がある（黒皮はこのお店では提供しない・・消化しずらい）

・尾の身（さしみ）
脂ののった最上部位（特級品から6段階位に分かれる）

・さえずり（煮物、おでん）
舌下の部分で珍味