流山市まちゼミ特集
水運で栄えていた流山にも鉄道を!と言う地元の方達の強い思いで大正2年「流山軽便鉄道株式会社」が誕生しました。
流鉄株式会社さんのまちゼミを取材しました!
【流山線の見学】
2月28日(土)13:00~14:00
参加者 女性3名 男性4名 子供6名
(4組のご家族)
講師 流鉄(株) 各部署の担当者
快晴に恵まれ流山線流山駅に4組のご家族総勢13名が集まりました。
研修室で流鉄の歴史など興味深いお話を聞いた後、一家族に担当者がそれぞれついて見学に出発です!
昔は貨物輸送が主力だったため沢山の荷物がホームにも積まれました。第二次大戦中は、軍需資材や食料品・酒類などが運ばれました。
わぉ! 近い! 電車の下をのぞきこんだり、家族で写真を撮ったり、大人も子供も興味津々。
ここは駅舎。ドアには「駅長室」と書かれていました。
電車の運行状況が目で見られるシステムや切符の発券機の裏側など見たことのないものがたくさん!
電車の修理や点検をする道具です。ほかの壁にもビッシリ並んでいました。
電車の安心、安全はここから生まれるんですね!
電車に電気を取り込むためのパンタグラフ。
近くで見ると大きいね!
憧れの運転席へ! 車内放送もさせてもらいました。
研修室に戻ると、子供たちには嬉しいお土産が!
自分で日付を入れた本物の切符や修了書をもらってみんな笑顔です。
歴代の電車をバックに鉄道部の北原さん。スタッフさんを代表して記念撮影。お世話になりました!
参加した子供達一人一人に手渡された修了書です。
今日の体験と共に大切な宝物になることでしょう。
地元の足として愛され続けてきた流山鉄道。
つくばエキスプレスや東武バスイーストの運行開始などもあって利用者数がピーク時の半分になってしまったそうです。それでも、利用してくださっている地元の方にとっては大切な交通手段に変わりはありません。苦しいながらも頑張って行きますと仰った言葉が印象的でした。
私たちの町を100年近く走り続けたこの鉄道を応援し守るために、私たちができることは何だろうと考えさせられた一日でした。
☆各駅のデータ☆
駅名 | よみがな | 平均乗降人数/日 | 名所・旧跡 |
乗車 | 降車 |
流山 | ながれやま | 1,431 | 1,316 |
近藤勇の陣屋跡・金子市之丞と三千歳の墓 |
平和台 | へいわだい | 1,278 | 1,280 | 一茶双樹記念館・赤城神社 |
鰭ヶ崎 | ひれがさき | 671 | 604 | 東福寺・雷神社・東洋学園大学・東洋女子短期大学 |
小金城趾 | こがねじょうし | 752 | 747 | 大谷口歴史公園・小金城趾 |
幸谷 | こうや | 2,213 | 2,346 | 幸谷観音・JR新松戸隣接 |
馬橋 | まばし | 1,467 | 1,519 | 万満寺・JR馬橋駅隣接 |
まちゼミのコンセプト
「専門店主が講師となってプロならではのコツを無料で教える少人数のゼミナール」
に納得の「まちゼミ」でした。
皆様のご参加をお待ちしています!