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流山市まちゼミ特集

第2回 笹屋寝具店

ミニ座布団づくりとふとんの話(サイズ約15センチ角)

笹屋寝具店さんのまちゼミを取材しました。
【ミニ座布団づくりと布団の話】
2月19日(木)10:00~11:30
参加者 女性2名
講師 田上 郁夫さん

最初に講師の田上さんから座布団の豆知識の説明がありました。
座布団に正面や表裏があること、その見分け方など、興味深いお話しを聴きました。座布団の種類は、額台座布団から導師座布団まで15種類以上もあることを初めて知りました。
そしていよいよ座布団作りに挑戦です。
用意していただいた布団生地にキセをかけます。(縫い代に沿って折り目をつけていく)
用意していただいた布団生地にキセをかけます。(縫い代に沿って折り目をつけていく)
綿を乗せて閉じ口からひっくりかえし(写真がなくて残念)角を出したら閉じ口を閉じていきます。
綿を乗せて閉じ口からひっくりかえし(写真がなくて残念)角を出したら閉じ口を閉じていきます。
中の綿が動かないようにするために、絹小町という可愛い名前の絹の3本糸で、真ん中と四隅を止めていきます。
中の綿が動かないようにするために、絹小町という可愛い名前の絹の3本糸で、真ん中と四隅を止めていきます。
出来上がりました!15センチ角のかわいい座布団です。
出来上がりました!15センチ角のかわいい座布団です。
講師の田上さんが40センチ角の座布団を作るところを見せてくださいました。
綿がたくさん入るのにビックリです。
綿の滑らかな面が表に来るように綿を積み重ね入れます。
さすがの職人技!みるまに座布団ができあがりました。
綿を積んで整えていきます。
綿を積んで整えていきます。
この時点できれいに角ができています。
この時点できれいに角ができています。
布団生地をひっくりかえしていく作業もミニ座布団のように簡単ではありません。
布団生地をひっくりかえしていく作業もミニ座布団のように簡単ではありません。
「なんか、かわいいでしょ?この形」と田上さん。<br>
「なんか、かわいいでしょ?この形」と田上さん。
ここが技!中と外で指を巧みに使って座布団の命「角」を出していきます。
ここが技!中と外で指を巧みに使って座布団の命「角」を出していきます。
角の隅まで綿がしっかり入っています。
角の隅まで綿がしっかり入っています。
笹屋寝具店の創業は万延元年(江戸時代)、田上さんは5代目の店主になります。
受け継がれてきた職人技を大切に守っていらっしゃいます。
本物の綿で作った日本の布団の良さを知らない世代が育っています。
環境問題が叫ばれる現在、良い布団をお手入れして長く使うという事をもう一度考えたいものです。
布団の質問、相談には気軽に応じてくださる。そんな気さくなご主人です。

笹屋寝具店の詳しい情報はこちら
まちゼミのコンセプト
「専門店主が講師となってプロならではのコツを無料で教える少人数のゼミナール」
に納得の「まちゼミ」でした。

皆様のご参加をお待ちしています!