ろけぷれ!
自転車映画の金字塔「シャカリキ!」の舞台を探せ!(2008/08/25)
未来の有名作家、茶柱達蔵とお付きのナカムラが、映画やドラマの舞台になった場所へ実際に行き、あなたにかわって出演者のぬくもりを感じてきます。さあ、今回はどこかな!?
※この企画はこんな症状の方におススメ!
・ 『ローマの休日』を観て、いてもたってもいられずに「オードリーと同じヘアスタイルにして!」と美容院へ駆け込み、できあがってみればサザエさんになっていた貴女。
・ 『踊る大捜査線』を観て、いてもたってもいられずに米軍のフリマであのコートを買い求め、街中で素敵にたたずんでいたら通行人に小銭を投げられてしまった貴方。
・ 『ハリーポッター』を観て、いてもたってもいられずに眼鏡屋さんへ行き、あの丸眼鏡を購入しハリーになりきって勉強していたところ、母屋のおばあちゃんに「大村昆?」と言われてしまったキミ。
ぜひこの「ろけぷれ」で、新しい夢を探そうじゃありませんか!

(c)2008「シャカリキ!」製作委員会
「シャカリキ!」
9月6日(土)より渋谷東急他全国公開
監督:大野伸介
出演:遠藤雄弥/中村優一/鈴木裕樹/原田泰造/南沢奈央/温水洋一/津田寛治/柄本明
【「シャカリキ!」STORY 】
小さい頃から坂の町で生まれ育ったテル(遠藤雄弥)は、自転車で坂を登ることだけが生きがいで、坂が命の“坂バカ”だ。自転車と坂を心底愛するテルはかつて自転車レースで名を馳せた名門亀ヶ丘高校に入学、ふとしたことで今では廃部寸前の自転車部に入部する。 テルはエースの鳩村(中村優一)らと共にロードレースの強豪鳳帝高校打倒を目指す。しかしそこにはかつて亀高自転車部に所属していたユタ(鈴木裕樹)がいた。ユタは孤高の天才アスリートとして知られ、その実力は誰もが認めるナンバーワンロードレーサーだった。果たして坂バカ、自転車バカのテルを擁する亀高チームは、宿敵鳳帝に勝てるのか……。
茶柱:ナカよ! 最近熱くなってることってあるかいな?
ナカ:なんすか、いきなし!
茶柱:がむしゃらになってることってあるかと聞いとんじゃ!
ナカ:モーニング、そしてランチ、おやつ、そして最後はディナーです!
茶柱:食うことばっかしじゃん!
ナカ:それがアタシの生きる道!食道!一直線!
茶柱:メタボ一直線じゃろ……。
ナカ:ほっとけ!ほっとけホットケーキ!
茶柱:また食い物かよ……。
ナカ:ところでがむしゃらと今回の「ろけぷれ!」と何か関係でもあるんですか?
茶柱:そうなのだ!今回のろけぷれは自転車を愛する人のバイブル「シャカリキ!」の撮影現場に潜入するのだ!「シャカリキ!」イコールがむしゃらに何かに熱くなることじゃろう!
ナカ:ウオッ!「シャカリキ!」と言えば累計売り上げ350万部をセールスしたコミックで自転車小僧たちの憧れのがむしゃら自転車ドラマっすね!
茶柱:イエース!
ナカ:ということで、ここはどこ?
茶柱:成田にある下総運動公園(フレンドリーパーク)なのら!

自転車好きじゃなくても気持ちよさそうな桜ロード

辺り一面桜、桜!素晴らしいロケーションです!
ナカ:いやあ、ビューチフルなロケ現場ですね~
茶柱:自分も長く千葉に住んでますが、こんな天国みたいな場所があったなんて知らなかったど~
ナカ:ME TOO!ところで先生。この場所で「シャカリキ!」のどんなシーンが撮影されたんですか?
茶柱:我らがヒーローで自転車バカのテル君が宿敵ユタのいる鳳帝高校と対決するシーンです。

(c)2008「シャカリキ!」製作委員会

(c)2008「シャカリキ!」製作委員会
ナカ:ここを縦横無尽にロードレーサーたちが駆け抜けるんですね!
茶柱:映画は、笑いあり、涙ありの感動の青春ドラマに仕上がっているんじゃが、なんせスゴイのはその自転車レースシーンなのだぞ!
ナカ:ふむ!そういえば自転車の映画ってあまり見ないですよね。
茶柱:アメリカならかつて「ヤングゼネレーション」や「アメリカンフライヤー」といった自転車競技がメインのドラマがあったりしたが日本では皆無だよね。
ナカ:なるほど!とにかく「シャカリキ!」の最も要となるのがロードレースのシーンなんですね。
茶柱:そうそう、あのシーンがここで撮影されたなんて考えるだけでもう~感動だぜい!

※撮影のベースキャンプ。様々なプロフェッショナルスタッフが集結!
茶柱:いや~~現場っていいね~
ナカ:適度な緊張感と高揚感がなんともいえませんね!

黄色いジャケットは亀高のエース鳩村役の中村優一!とにかくイケメン!
茶柱:こうやって数カットを丁寧にしかもスピーディに撮影していくのだ!
ナカ:ろけぷれ!の神髄ですね~
茶柱:いや~映画って本当にいいもんですね~
ナカ:映画もいいんですが、主演の男の子たちが素敵ね~
茶柱:おい、ナカどこいく!
ナカ:先生カメラ借ります!へっへっへ

超イケメン軍団!左から鳩村役の中村優一/テルこと遠藤雄弥/宿敵ユタ役の鈴木裕樹

コミックのテルのキャラに近づけようと眉毛を2ヶ月剃らなかった遠藤雄弥クン!凛々しい!

甘いマスクの中村優一クン

孤高のアスリート・ユタを見事に演じた鈴木裕樹クン
茶柱:ナカ!おまえ! 表情が緩みっぱなしだぞ!
ナカ:でれえええ……。
茶柱:でれでれしてんじゃねえど!
ナカ:すんまそん!ちなみに3人とも若手実力派・俳優集団D-BOYSのメンバーざんす!
茶柱:そそ、そういや体育教師の役でほんの数秒ですが同じくD-BOYSの城田優もでてたりなんかしてね~
ナカ:D-BOYSいっちゃいますね!
茶柱:いっちゃうね!D-BOYSの時代キター~~
ナカ:撮影前に館山で合宿して結束を固めたらしいですよ!
茶柱:いい雰囲気でてるよね。
ナカ:とにかく合宿も撮影もみんな楽しかったって言ってました。
茶柱:しかも桜の季節に撮影なんてすんばらし~
ナカ:あら?この匂い!いい匂いが……。ちょっといってきます。
茶柱:どこいくのだ!?
ナカ:フエフエフエ!

撮影が続くなか、その傍らではお花見軍団が……

そのお弁当を狙うナカ!すっかりお花見軍団と同化!
茶柱:あ~
ナカ:ちょっと失礼しまーす。
茶柱:ばかちん!まだ取材あるんだぞ~
ナカ:腹が減っては戦はできへん!あとは先生よろしゅうに!
茶柱:絶句……。

花より男子だと思ったら、男子より花見にシャカリキ中のナカ!早く仕事しろ!
※編集後記
シャカリキ!映画撮影は桜の季節の3~4月にかけて行われました。全編を通じてロードレースのシーン脇では美しい桜が満開!レースに花を添えます!

(c)2008「シャカリキ!」製作委員会
先日試写会と同時に行われた記者会見ではD-BOYSのみんなもひと皮もふた皮もむけた素敵な俳優の顔になっていました。当初、オーディションではあまりにも華奢な彼らをどうしたら気骨のあるキャラに仕立てられるか?と思っていた大野監督も合宿を通じて徐々にたくましくなっていく彼らをみて一安心!見事監督の期待に応えてくれたと主演の彼らを絶賛!緩急自在の演出で魅力あふれる青春ドラマをみせたくれた監督と素敵なキャストに乾杯!
アナタも是非劇場でシャカリキ!体感してほしい!

大野伸介監督(左)とシャカリキ出演者たち
ろけぷれ! written by 茶柱達蔵 with 編集部ナカムラ
中一のときアメリカ映画の“良心”として知られる、フランク・キャプラ監督の「素晴らしき哉、人生!」を深夜放送で見てバケツ3杯の涙を流し、映画ってエライ!と感動し映画に目覚める。以降映画オタク道をまっしぐらに進み、映画配給会社宣伝部を経て、CS局でエンターテイメント情報番組「シネマ・エクスプロージョン」「@ハリウッド」「エンタマックス」のシネマ・コーディネートを何となく努める。以降も映画プレス、及びプロットライターとして活躍するが、突然思い立って世界各国を放浪し、世界に通用する大作家を目指して日々執筆活動を続ける。現在は「まいぷれ」編集部コンテンツコーディネーター。映画業界随一の涙腺の弱い男として知られる為、号泣映画評論家として今後名を馳せる「予定」。
・夢:直木賞を受賞するが辞退すること。
キムタクみたいに「チャバタツ」って呼んでもらうこと。
・尊敬する人:大和田獏
・座右の銘:「他力本願」「長いものには巻かれろ」「袖すり合うも多生の縁」
・自慢:これまでに、世界の三大監督と呼ばれるスティーブン・スピルバーグ、黒澤明、そして山本晋也監督と“握手”をしたことがある。