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九十九屋さんたの妖怪古今録

猫が神様

猫のポジションは、「狐」と同じ

我が家の辺りは陸地なんですが、子供の頃よく遊んだ神社が厳島神社という水の神様を祀っていました。ずっと不思議だったんです。
江戸時代の地図を見たら、海が後退して残った池などがあり、後に埋めてられたのが分かって、なるほどと思ったものです。

 ところで、神様のお話。その多くは大きな物語をもって体系化されているものですが、あまりそういうものがない神様がいます。そう今回話したい猫の神様です。
 猫を祀るといいますと、招き猫が思い浮かぶかもしれないですが、その能力とされるものはねずみ取りです。実際の猫も、日本に来たのは仏典をネズミの害から招く為に来たというので、納得の効能です。

さて、ネズミの害にあって困るのは、稲も同じですが、そのあたりはすでお稲荷さまがいらっしゃいます。

では、猫はというと…
猫が守るのはカイコ。養蚕の守り神としてなのです。
カイコはネズミの害を受けやすいのです。そこでネズミ避けの効能を持つとして猫神さまは祀られるのですね。
ただあくまで猫はお使い。お稲荷様にとっての狐のポジションになります。祀られているのは保食神。
穀物を始め、生活に必要なさまざまなものを生み出したとされる神様で、神社にいっていただくことが御札になり、それを見るとネズミはよりつかなくなると言われました。猫の絵にネズミよけになるというのは、そうした俗信があり、御札だけでなく、猫の絵を貼っている事もありました。