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九十九屋さんたの妖怪古今録

神様と仏様

本地垂迹説のこと

前回、ヌシについてのお話の中で、本地垂迹説というのに触れました。

 これは仏教の考え方の一つで、本地である仏様が、救済しようとする存在に合わせた形態をとってこの世に出現してくるというものです。人間にわかりやすいように様々な姿をとるので、神様もその一つで、仏様が身近な神様の姿をとり、わかりやすいように仏の教えを説くというものです。
 多くの日本の神様も、正体は仏様や菩薩とされました。天照大神は大日如来に、大国主命は大黒様に、素戔嗚尊は牛頭天王にというように結びついて考えられるようになったのです。
 ということで、水辺のものが特に多いヌシを仏教に置き換えてみると、竜王に行き当たります。そこでヌシは竜王として祀られる事となりました。

 このような感じで妖怪というのは実に表層に現れているものでも、深く深く色々な事が積み重なっています。

 絵師の氷厘亭氷泉さんがそうした事柄を『鬼質学』と銘打って、地質学になぞらえて話された事があるのですが、妖怪の話も、土壌と同じく、様々な欠落や、加重があります。
 欠落に関して、実は、皆さんがそのいっぺんを持っている可能性も大きいので、何か妖怪は話を子供の頃に聞いたりしている方は、ぜひ教えていただければと思います。
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