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まいぷれ的 柏レイソル部

ホームゲーム初勝利! セレッソ大阪戦を勝ちきる!

満開の桜が咲き誇る満員の日立台で、勝ち点3をおさめる!

満員の日立台で大声援が後押ししての価値ある1勝!

サポーターと勝利の喜びを分かち合う選手たち
サポーターと勝利の喜びを分かち合う選手たち
開幕戦では勝ちきれず勝ち点1を分け合いました。
開幕戦では勝ちきれず勝ち点1を分け合いました。
2014年3月1日に開幕してから約1か月。
待望のホームゲーム初勝利をおさめました!

開幕戦ではFC東京を迎え、後半立ち上がりに先制許すも、工藤壮人選手が角度のないところからシュートを決めて同点、しかし勝ち越すことができず、悔しい引き分けでした。

その後、終盤追いつかれるゲームが続いたので、何としても勝ちたい!という想いがスタジアムにいっぱい詰まっていました。
カシワ シビック プライド ゲートの★も4つに。<br>今年Jリーグ奪還を目指します。
カシワ シビック プライド ゲートの★も4つに。
今年Jリーグ奪還を目指します。
桜が満開に咲き誇るタイミングで、日立台でホームゲームが行われるとき、メインスタンドからの眺めは最高です。4月6日、あいにくの曇り空ではありましたが、バックスタンド越しに満開の桜をのぞむことができました。
スペイン語で桜を意味する「セレッソ」がチーム名の、セレッソ大阪が相手なのですから、これはJリーグからのプレゼントとも思えてしまいます。
アウェイゴール裏を染める桜色のサポーターが色を添えて、華やかで美しい日立台ができあがりました。
怪我から復帰したキム・チャンス選手が先発。
怪我から復帰したキム・チャンス選手が先発。
そして、今年セレッソ大阪に加入した注目のフォルラン選手や、日本代表候補の選手が多数集結する好カードとあって、この日の日立台はチケット完売の満員御礼。13,731人の観客が試合を見守りました。

選手入場の音楽が流れると同時にピッチを冷たい風がサーッと通り抜け、どこからともなく桜の花びらがピッチに迷い込みます。
小雨がぱらついて気温がグッと下がったようですが、スタンドは熱い、熱い、熱い!
「選手入場時は席総立ちで迎えましょう」とサポーターが呼びかけ、柏熱地帯だけではなく、メインスタンドやバックスタンドの観客も総立ちで選手をピッチに送り出しました。

立ち上がりからリズムに乗りたいレイソルは、前半6分に田中順也選手が今季初ゴールを上げて先制! 「ゴールを決めてくださいと言わんばかりのスペースをあけてしまった」と、ポポヴィッチ監督(セレッソ大阪)が悔やんだ隙を見事につきました。
その後は、セレッソ大阪のポジショニングやパスが冴えて、何度も危ない場面がありましたが、菅野孝憲選手のビッグセーブでピンチをしのぎます。
1対0で前半を折り返したハーフタイムに、「全体的にコンパクトな守備を」とネルシーニョ監督が指示を出します。
後半、コンパクトな守備からのカウンターも見られましたが、あと一歩のところで決めきれません。
献身的なプレーを続けた高山薫選手にかわって、輪湖直樹選手が入ると、スタンドからは両選手に大きな拍手が送られました。子どもの頃から夢だった日立台のピッチに立った輪湖直樹選手。同じレイソルアカデミー出身の近藤直也選手、大谷秀和選手、工藤壮人選手、茨田陽生選手とともに、イキイキとピッチを舞いました。
レアンドロ選手の日立台初ゴールで2対0と引き離すも、終盤に失点し、一瞬「もしかしてまた…」という空気が流れましたが、そこからの声援が圧巻でした。
選手も声援にこたえて、落ち着いてボールをキープし、タイムアップ! 勝ち点3を手中におさめました。
「ボールがあまり来なかったので、経験から1枚下がってプレーし、他の選手を走らせたほうがいいと思いました。同点のゴールを決められなかったのは敗因の一つだとは思います」とフォルラン選手(セレッソ大阪)が試合を振り返ります。
「簡単な相手ではなかった」と鈴木大輔選手が話していましたが、集中したディフェンスと菅野選手の大活躍が相手の攻撃を封じました。
試合が終了し、勝利を祝うかのように、太陽の光が注ぐ美しいピッチ。
ヒーローインタビューは、先制点をあげた田中順也選手です。

「初ゴールお待たせしました! ゴールも、アシストも、欲張っていきたいと思います。友だちを誘って日立台に来てください!」
ネルシーニョ監督は試合後に、「今日の試合は、大きなモチベーションを得て、上位に組み込むための大切な試合で、選手もそれをよくわかっていました。後半カウンターからの得点はあげられませんでしたが、セットプレーも非常に大きな武器なのでよかったと思います」と振り返りました。


試合後、「内容がいいのに勝ちきれない試合が続いたので、どうしても勝ち点3が欲しかった。今日は結果が出せてよかったです」と話したのは鈴木大輔選手。選手全員、いえ、スタッフもサポーターも同じ気持ちで、勝利を呼び込んだに違いありません。

「次も勝つことが大切。連勝して上位にくい込んでいけるようにしたい」とは、大谷秀和選手。
今年はすべてのホームゲームが日立台で行われます。みなさんもぜひ生で熱戦をご覧ください!
桜の日立台はまた来年!
桜の日立台はまた来年!

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では、次回の更新をお楽しみに。

2014/04/10