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見て!!見た!! 流山のイベント!

猪俣猛ジャズオーケストラ

~全席完売御礼~

全パートがステージに揃ってビッグバンドに
全パートがステージに揃ってビッグバンドに
第7回流山ジャズフェスティバルのオープニングを飾った猪俣猛ジャズオーケストラのコンサートに行ってきました。

夏ですね。夏の風物詩「流山ジャズフェスティバル」が6月24日から始まりました。
2011年から東日本大震災被災地復興支援として始まった流山のジャズフェス。ことしは、11会場で17ステージが展開されています。

猪俣猛渾身のドラムソロが聴けた「Sing Sing Sing」は鳥肌ものの迫力。「この曲がやりたくてビッグバンドを組んで、カーネギーホールへも行った」と仰るだけあって、この曲への思い入れがビシバシ伝わってくるような演奏でした。

日本を代表する伝説のドラマー猪俣猛のもと、現代の音楽シーンをリードする豪華音楽家たちが流山に集結。トロンボーンの池田雅明さんやトランペットの羽毛田耕士さんらが会場となった文化会館のホールスタッフに「お久しぶり」「ご無沙汰です」とあいさつを交わしながら会場入りするのを見ていると「流山がホームグランドなの?」と聞きたくなってしまうようなアットホームな雰囲気です。

猪俣猛(Drums/Leader)、野口久和(pf)、加藤真一(Bass)、上石統(Tp)、 羽毛田耕士(Tp)、寺内茂(Tp)、松木理三郎(Tp)、内田日富(Tb)、池田雅明(Tb)、小林稔(Tb)、渡辺亮(Btb)、熊本泰浩(As)、大森明(As)、広津誠(Ts)、田辺信男(Ts)、菊池武(Bs)という豪華なメンバーが、カジュアルな服装から、黒地に白く「流」と染め抜いた流山ジャズフェスティバルのユニフォームに着替えて、リハーサルが始まりました。

バンドリーダーの猪俣猛さんは、16歳でデビューし、20歳で上京。21歳で「スイング・ジャーナル」誌の新人賞に輝き、 94年には「ジャパン・ジャスト・ジャズ・オールスターズ」を率いてニューヨーク公演 を行い、カーネギー・ホール、アポロ・シアターなどで大喝采を浴びました。2009年7月、サントリーホールにおいて「猪俣猛60周年コンサート~I LOVE MUSIC」を開催。2011年より、流山ジャズフェスティバル「JAZZ IN NAGAREYAMA」の総合プロデューサーを務められています。

ゲストは流山市立北部中学校吹奏楽部の生徒の皆さん。ボランティアの実行委員さんたちが、朝からレンタカーを借りて楽器を運んでくれたり、部員の送迎をしてくれたりと大忙し。リハーサルでは緊張気味だった生徒さんたちも本番では、「演奏を楽しもう!」という猪俣マジックでノリノリで「エル・クンバンチェロ」(飲んでお祭り騒ぎをする人の意)を演奏。曲名通りの陽気なラテン音楽で、演奏しながらテンポに合わせて楽器を揺らし、飛び跳ねながらパーカッションを叩くなど舞台を楽しんでいました。

この後も7月9日(日)17時から森の図書館で行われる「森のJAZZコンサート織絵ボーランドQuartet」、7月15日(土)14時から生涯学習センター流山エルズで流山が生んだ世界的バンジョー奏者・青木研を招いて「青木研スペシャルアンサンブル」、8月5日(土)14時から生涯学習センター流山エルズでBerklee College Of Musicを卒業して流山に帰ってくる曽根麻央の凱旋を祝って「曽根麻央カルテット」、8月30日(水)14時から生涯学習センター流山エルズで開催される「鈴木史子&ザ・ドランカーズジャズライブ」など9月2日(土)まで夏の暑さを吹き飛ばすような熱いステージが続きます。
楽器パート別でさまざまなステージも
楽器パート別でさまざまなステージも
猪俣さん渾身のドラムソロが圧巻の「Sing Sing Sing」
猪俣さん渾身のドラムソロが圧巻の「Sing Sing Sing」
流山市立北部中学校の吹奏楽部がプロと同じステージに登場
流山市立北部中学校の吹奏楽部がプロと同じステージに登場
7年目にして初の全席完売達成!<br>おめでとうございます。
7年目にして初の全席完売達成!
おめでとうございます。