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川島英一郎ピアノリサイタル

リサイタルを終えホッとした表情の川島英一郎さん
リサイタルを終えホッとした表情の川島英一郎さん
 2月5日(日)、生涯学習センター流山エルズで開催されたチャリティー企画「川島英一郎ピアノリサイタル」に行って来ました。
開場前から「まいぷれ流山版」などをご覧になってリサイタルを知った方々が長蛇の列。消防法の関係で、定員以上のお客様のご入場はお断りせざるを得ないため、スタッフさんが「申し訳ありません」と理解を求める場面も。

 この企画は、流山市社会福祉協議会が運営する障害者の就労施設「流山こまぎ園」で働きながら、これまで国際的なピアノフェスティバルでも演奏されている市内在住のピアニスト・川島英一郎さんをお招きして開催されたものです。

 川島英一郎さんは、これまでも「国際障害者ピアノフェスティバルカナダ大会」(2009)をはじめ「我孫子自閉症協会10周年の会」(2011)や「第13回レインボーコンサート」(2012)など多くの舞台で演奏を披露されています。

 「じぶんの町を良くするしくみ」として赤い羽根で親しまれている共同募金も70回目を数え、従来は10月1日から12月末日までとなっていた活動が、今年度は、3月31日までに延長されました。また、今年度は、障害者差別解消法も施行されたことを受け。川島英一郎さんをはじめピアノのご指導をされていらっしゃる高樋純子先生、そしてご家族のご理解をいただき開催されたものです。

 川島英一郎さんは、平成7年に励ます会によって流山市立北部公民館で初の個人リサイタルを開いたのがきっかけで、年に数回、福祉施設などで演奏を続けてきました。

 幼稚園の頃からピアノが好きで、ピアノ教室に通ったのは小学校4年生から。譜面を読むことはできませんでしたが、耳で聞いた曲はすぐに弾けるという絶対音感があったと言います。13歳のときに突然譜面が読めるようになり技術が向上しました。

 高樋純子さんは、流山にお住まいだったときに流山市音楽協会に所属していたことから、流山市役所のロビーで毎月続けられている「サロンコンサート」に川島さんと出演したのがご縁で、いまでも毎月1回、川島さんをご指導され、今回の共演が実現。次々と演奏されるクラシック名曲を解りやすく解説していました。

 アンコール曲では、「見上げてごらん」と「川の流れのように」の2曲を川島さんのピアノ演奏に合わせて客席で合唱し、会場が一つに。川島さんと高樋さんは、共同募金のシンボルでもある赤い羽根を胸に終始笑顔だったのが印象的なリサイタルでした。
赤い羽根を胸に演奏する川島さん
赤い羽根を胸に演奏する川島さん
司会進行に演奏に大活躍の高樋純子さん
司会進行に演奏に大活躍の高樋純子さん
川島さんと高樋先生の子弟コンビで息の合った連弾を3曲演奏
川島さんと高樋先生の子弟コンビで息の合った連弾を3曲演奏
川島さんの演奏で「見上げてごらん夜の星を」を合唱し会場がひとつに
川島さんの演奏で「見上げてごらん夜の星を」を合唱し会場がひとつに
川島さんの演奏で「見上げてごらん夜の星を」を合唱し会場がひとつに
川島さんの演奏で「見上げてごらん夜の星を」を合唱し会場がひとつに
自閉症の子の絵画展示などで理解を呼び掛け
自閉症の子の絵画展示などで理解を呼び掛け